特殊詐欺の被害が後を絶たず、
被害額も相当な金額となっている様です。

私の実家の近所の方も被害にあったそうです。

どんな詐欺だったかというと
●男性が銀行員を装い電話をかけ「お宅のキャッシュカードが不正利用された。
被害について調べて、処理するので、通帳、カードを預かります。」と言う。
●20代の男が銀行員のふりをし、通帳、カードを受け取りに来る。
●2千万円の被害だったが、すぐに詐欺だと気が付き、通報。
●通報が早かったので、被害は最小限に食い止められた。
というものだったそうです。

他にも役所の職員のふりをして、
介護保険の払い戻しがあるとか、手口も
色々と巧妙になっています。

このお宅は、80代の母親と息子さんの二人暮らし。
もしかしたら、後から息子さんが詐欺だと気が付いたのかもしれませんね。

中には、すっかり信じ切って、
周囲が詐欺だと言って止めても、
頑固に聞き入れない人もいるそうです。

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多額のお金を奪れた後には、
被害者ご老人の生活だけでなく、そのご家族にも影響が出てきます。

実家の資産は、子ども達の相続資産でもあるわけです。
子ども達の為に残してあげようと頑張った貯蓄、
自分が病気になった時、古い家の修理、葬儀代などなど、
後の事を考えて大事に積み上げてきた財産が無くなってしまうのですから。
我が身に置き換えると、ぞっとします。

自分は騙されない、と自信満々の人が騙されやすいそうです。
実際、そういう方に会ったことがあります。
何度も詐欺に騙されてしまい、周りの人がぎりぎりのところで、
防止していました。

確かに、詐欺師は口がうまく、騙されるのも仕方がないのでしょう。

固定電話は常に留守番電話にした方が良いそうです。
知りあいは携帯にかけてきますし、
急用なら、メッセージを残すでしょう。
着信案内サービスをつければ、
番号でわかりますし。
登録していない番号は、ネットで検索します。
セールスなら、口コミでわかります。