帽子の持ち主をA君、盗んだ子をB君としましょう。

B君のお母さんの電話は、A君のお母さんにとっては
すっきりしない内容だったそうです。

最初に御詫びの言葉があったのは良いのですが
「うちの子が言うには、自分の帽子をA君がかぶっていたから、代わりにA君の帽子を自分が被ったと言うんですよ~。」と言い訳をされたそうです。
貴方の子が、先にうちの子の帽子を使ったのが悪いのよ、と聞こえたそうです。

それは明らかに違いました。
帽子が無くなってからは、先生に説明し、ずっとかぶらずにいました。
友人からおさがりを貰ったのは、ごく最近。

無くなる前に、人の帽子をかぶっていた事は無いし、皆が証人です。

なので、A君のお母さんは、それは違いますと否定しました。

それが本当であれば、B君の帽子はどこにあるのでしょうか。

B君はA君に対して、そんな話はしたこともありません。
真実なら「帽子を間違えてるよ、交換しよう」と声をかければすむ話です。
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帽子が無くなったという事は、先生がクラスの皆に
「誰か、間違えていませんか?」と声をかけました。

誰も、返事しなかった様です。

B君は、お母さんに帽子を無くしたことを言えなかったのか、
言ったけれど、叱られて、買って貰えなかったのか?
A君のお母さんは、B君には、盗んで、名前を書き換えるだけの
何か理由があるのでは?と思ったそうです。

親であれば、例え理由があろうとも、我が子が人の帽子を盗み、
しかも名前を書き換えていたなんて、かなりショックな事でしょう。

自分の育て方を反省したり、
そこまで我が子を追い詰めたことを後悔するのではないでしょうか。

ところが、このお母さんの対応は、そんな感じは見られなかったようです。

先生が電話番号を間違えて教えたと言い、おわびを放置していました。
(家は知っているから、親子で御詫びにいけばよいのです)
先生から催促されてから電話をし、言い訳をしました。
(親子で反省の気持ちが伝わらない。)


そして、A君は、B君から帽子を弁償すると言われたらしいのですが
それがまた、おかしなことになったそうです。
             

                   続く