ミソジニ―という言葉を知っていますか。
恥かしながら、私は最近知りました。
意味は、女性らしさへの嫌悪。女性蔑視、のこと。
モラハラ、セクハラ、マタハラ、などのハラスメント、
ドメスティック、バイオレンス。
そして ミソジニー。
昭和には、こんな言葉はあったのかもしれませんが
耳にしたことも無く、世間には浸透していませんでした。
被害にあっても、「気にしなきゃいい」
「そんなもんだ」「我慢するのが美徳」などなど
流されて来ました。
多くの救われない不幸があったと思います。
今では、言葉が浸透し、どういう意味かも知られており、
罪にも問われると認定されているので
訴えることが出来ます。
それは、してはいけないことなのだとはっきり言えるのです。
やっとです。遅すぎます。
それでも、国会議員を見ればわかるように
まだまだ、男性社会。
おじさんの中には
自分より若くて有能な女性が出世すると、負けを認めたくなくて
「女だからさ。上司に色目使ったんだよ」などと
見苦しい嫉妬を見せる人もいます。
それこそ、ミソジニーです。
私が若かった時、似た様な目にあいました。
上司に恵まれ、仕事が楽しく、責任ある仕事を成し遂げた事が認められ、
あるチームのリーダーに選んでもらいました。
ある日出社すると
私の机だけ、部屋の隅に無造作に移動されており
移動というより、不要な机として片付けられている感じなのです。
ある年上の男性社員の嫌がらせでした。
上司が怒って、元に戻したのですが
こんなあからさまな事をする人もいる事がショックでした。
このおじさんは
「女性はどうせすぐ結婚して辞めるんだから
役職つける必要無い、お茶くみだけさせればいい」
という事を言っていました。
その後、この人は仕事中に飲酒して解雇されました。
家庭内でも、まだまだ女性蔑視はありますね。
男尊女卑がそうでしょう。
私は、差別されて育ったと思っています。
親にはそんな自覚は無く、
大事に育ててやったと言います。
確かに、親としての責任感を持って
しっかり育ててもらったと思います。
が、息子と娘の育て方の差別ははっきりしていました。
また、そのうちお話したいと思います。