5月14日に医師から受けた説明とは
由紀さんにとって、とても不安になるものでした。

「HCG値の結果次第では、緊急処置が必要になります。
うちでは設備が整っていないので、
その時は、大きい病院を紹介します。
そちらで、精密な検査の後、治療になります。
抗がん剤を使う治療です。
HCG値が異常に高ければすぐ来院して頂く事になります。
結果が明日でますので、電話をお待ちください。」

と言われたそうです。

まさか、そんな事が。
思いもよらない事を言われて
動揺する由紀さん。

「まあ、滅多にない病気ですから大丈夫だとは思いますが」
と医師が付け加えても
結果がでるまでは、不安でたまらなかった事でしょう。
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本来0であるはずのHCG値が、
ある程度の数値があっても、
下がり続けてさえいれば、
少しずつ、残存物は無くなっているという事で
気にしなくてもよいらしい。
だが、上がっていく場合は、何かが増殖しているということ。

それを抗がん剤で抑えるということらしいです。
抗がん剤という言葉が、ショックでした。
癌ではないが、薬はそれしかないと。

しかも、由紀さんの場合、子宮内に血流の多さを表す影が見えるのです。
それが何ものかがわからない。
単に血管が一時的にそうなる場合もありえるとかで
それもまだわからない。

その病院では、はっきり中の状態が見える機材は無く、
転院した場合は、鮮明に判別できる機器で検査をするそうです。

電話がくるまでの、恐怖感は想像もできないほどだったと思います。

私の友人である由紀さんのお母さんは
その話を聞いて、いてもたってもいられず
私に連絡をくれたのでした。