由紀さんは、術後2日後の診察を受け、
次はその1週間後の16日に通院しました。
病院には男性の医師が二人おり、
おそらく親子でしょうか。
最初の手術をしたのは年配の医師でお父さんの方でしょう。
産科は無く、婦人科だけなので
混んではおらず
似た様な手術を受ける人や
不妊治療、その他婦人科の病気で通う人だけなので
気持ち的には落ち着ける病院だったそうです。
術後の検診も年配の医師でした。
エコーで、子宮内にモヤモヤした影が見えると
言われたそうですが
もう少し様子を見ようということで
再び子宮収縮剤をだされました。
もうそろそろ通院は終わっても良いのではないか
と思っていた由紀さん。
仕事をしながら、主婦でもあり
子どもさんもおられるので
家族に心配かけないよう
通院を早く終えたかったそうです。
辛い気持ちは切り替え、
前を向いて日常を戻したいと。
しかもコロナ禍で、病院に通う事も神経を使います。

ところが、術後16日目の診察の日。
エコーを診ながら、医師に
「経過が良くないね。まだ中に残っているのかも。
このまま様子がかわらなければ、再手術になります。
手術代はいりません。来週の診察次第で、
どうするか決めましょう」
「このモヤモヤの画像が何かはわからないが、
j術後の反応で、一時的に新しい血管ができたりするから
それかもしれないし、残留物なら取り除かないといけない」
と言われたそう。
また全身麻酔で手術だなんて
嫌だなあと思った由紀さん。
また仕事を休まないといけない。
婦人科だしあまり会社に詳しく話したくない。
上司は無神経でお喋りな中年男性だそうで
普段から女性へのセクハラ、パワハラがひどく
そんな事まで考えて居たら
憂鬱になったそうです。