最近、アマゾンプライムで映画を良く観ています。

洋画を字幕でみるのが多いですね。
夢中になって一日2~3本観てしまう日もあり、目がドライアイになり目薬が離せません(笑)。

これから、観て良かったと思えるお薦め映画やドラマについても書いていきたいと思います。

最近の半年で約80本ほど観ましたが、何からお薦めすればよいのかとても迷います。

まずは、今年のアカデミー賞を総なめしそうな「ジョーカー」に関連する古い映画「キングオブコメディ」を紹介したいと思います。

「キング オブ コメディ」

〇1982年制作、アメリカ映画
〇主演 ロバートデニーロ

ロバートデニーロの演技力に感服。
良く比較される「タクシードライバー」とは表情、動きなど同じ俳優とは思えない演技力です。

コメディアンになる夢をあきらめきれない主人公、ルパート パプキンは、母親と2人暮らし。
仕事をしている風でもない。ただ好きなコメデイアンの追っかけをしている日々。

有名なコメディアンに強引に近付き、自分が大スターになる妄想を持ちます。
断られても、しつこくつきまとい、テレビに出たいが為にやがて犯罪を犯してしまいます。

映画が製作された頃は、ストーカー規制法なんて全く無い時代でした。
主人公は完全にストーカーです。

妄想のシーンと現実が入れ混じるシーンが続きます。
思い込みの強い社会的弱者、どこか病んでいる主人公はいつも笑顔です。それが逆に悲しく怖くなりました。

不気味という訳でもなく、作り笑いでもないストーカーを演じる上手さは、流石ロバートデニーロです。

ラストの主人公のテレビ出演での漫談を聞いていると、同情してくるし、憐れにさえなってくるのです。

しかし、観客は後から思うでしょう。どこまで真実なの?ラストは妄想?それとも?

この疑問には答えは無さそうです。観る人それぞれの中にあるのでしょう。


以上簡単に紹介しました。
昨年公開された「ジョーカー」との関連についてですが、まずこの映画の主人公もコメデイアンになりたくて、テレビ出演をして有名になるという妄想と現実を行ったり来たりします。

パニックになると笑いだしてしまうという障がいがあり、彼も母子家庭の貧しい家で苦労して生きています。キング オブ コメデイと同じ、社会的弱者であり、コメディアンになりテレビに出たいという夢を持っています。
社会によってその夢も潰され、犯罪者となってしまうところも同じです。

そして、ラストシーンでは、これは妄想なのか現実なのかと疑問が湧きます。その点も似ています。

ロバートデニーロが、テレビ番組の司会者として出演していますので、あきらかに「キングオブコメディを」意識していると言えそうです。
「ジョーカー」は、バットマンのスピンオフ的な映画と思いきや、全く違いました。

「キングオブコメディ」も「ジョーカー」も現代の闇を表していると思います。
貧富の差、弱者への差別、政治的にも理不尽な事が多い世の中、主人公と自分を重ねる人も多いのではないでしょうか。