Mama Club

日常の困った事、疑問に思った事や色んな体験談を呟きます。ペットロス中です。

2018年11月

****手術の日になりました。****


Rを車に乗せると、震えています。不安なのでしょう。昨日、病院であれこれ検査をされたので、またあそこに行くのかとわかっているのでしょう。


いよいよ尻尾が無くなる…。何も知らないR。


受付でRを預けます。医師が「日帰りもできますが、術後が心配なら入院した方が安心かもしれないですね。どうされますか?」と聞いてきました。

麻酔するのも負担ですし、術後無事目が覚めるまでは確かに心配です。何か急変もあるかもしれません。なので、その日は病院に置いて、一晩看てもらうことにしました。


Rを預けてから、仕事に行きました。いつもと同じ様に過ごさないといてもたってもいられない気がしたのです。


Rが我が家に来てから、夜家にいない事はこの時が初めてでした。まるで人間の子どもと同じです。

子どもをどこかに預けた親の気持ち。

何もわからないRは、きっと恐怖を味わう一日になる事でしょう。


知らない男性に注射を打たれ、目が覚めると、痛みが襲い、尻尾も無い。しかもそこは知らない狭い部屋に閉じ込められているのですから。

私に捨てられたと思うかもしれません。


仕事をしながらも、ふっとそんな事を考えてしまい、涙を抑えるのに必死でした。


夕方、病院から電話がありました。

「手術は無事に終わりました。Rちゃんは、さっき目が覚めました。元気です。尿の色が気になったので、腎臓の検査もしておきますね。」と言われます。

また追加の検査…。今まで病院にかかった事が無かったので、この際、全部調べてもらうのは良いのですが、費用がどんどん上がっていくのが不安になりました。
(この検査の結果は異状なしでした。)

明日朝、迎えに行く前に、支払い金額を連絡しますとの事でした。

結局、腫瘍切除、尻尾切断、去勢手術、予防接種、腫瘍病理検査、歯石取り、手術前の検査もろもろ、
血液検査、尿検査
などを一度にした事になりました。


歯については、10歳なので、抜いたほうがいいものは抜きますと言われていました。

でも、一本も抜かれておらず、Rは最期まで歯はしっかりとしていました。真っ白になった歯を見てこれはやってもらってよかったと思ったのです。

******病院探し******

口コミで、いくつか良さそうな病院はわかったのですが、これは飼い主と獣医師の相性や信頼関係、そして病院にかかった時のタイミング的な事もあって、どこも似た様な評判で、迷ってしまいます。


その中でも、一番評判の良い獣医師の所へ、とりあえず家族が相談だけして帰ってきました。

残念な事にそこは、手術はしない小さな病院でした。

そのかわり、[腫瘍の手術の実績が多い]という病院を紹介して貰う事になったのです。

突然受診するよりも、獣医師の紹介の方が安心ですし、何より実績がある事を信頼し、紹介された病院に行く事に決めたのです。


ラッキーな事に自宅から近い所にありました。

******病院での様子*******

Rも私も初めて訪ねる病院、2人とも緊張していました。


受付で、●●先生から紹介された事とRの状況について話すと、アンケートを詳しく書かされました。


獣医師は、ちょっと恐そうな感じはしました。もっと笑顔で接してもらえたらなと感じました。

すぐに検査です。10歳という高齢でもあり、手術に耐えうるかどうか、健康状態、心臓の検査などをされました。


Rを診察室に連れていかれ、私には受付で待つ様にと言われました。Rが不安で震えているので心配と共に、申し訳ない気持ちになりました。


暫くすると、中に呼ばれ、腫瘍以外は特に問題ないとの事。

見積もりを見せられ、これでよければ明日手術をしますと言われました。

最初は10万円位だと聞いていました。

ただ、狂犬病以外はあえてしていなかった予防接種を「6種、うっときます、去勢手術もします、麻酔のきいている間に歯のクリーニングもします、腫瘍は悪性かどうか検査にだします。」と一度に言われ、戸惑いました。
手術後も更に検査をされ、金額が増えていき、支払う時には20万円近くになっていました。


そして「腫瘍をとるには、尻尾を切り取らないといけませんね」と衝撃的なことを、言われてしまったのです。


医師は、無表情で有無を言わせない怖そうな人。


全部言う通りにしないと、手術ができないのなら仕方ないかと思いました。でも、尻尾の事は、そう簡単には承諾できるはずがありません。


腫瘍は尻尾にできているのではありません。肛門の上、腰の部分です。


なのになぜ?と聞きました。すると

「手術の後に、傷口を縫うのですが、尻尾を動かすと傷口が開いてしまうのです。肛門の近くですし、余計に直りが遅くなる可能性があります。」と言われます。それでも、黙って悩む私を見て

「尻尾なんか無くてもどうって事ありませんよ!生まれてすぐに尻尾を切る習慣もある位ですから。尻尾の無い犬なんていくらでもいますよ!」
と笑いながら軽いノリで説得し始めたのです。


私は、後から後悔しました。セカンドオピニオンにいけばよかったと。


どこで聞いても同じ事を言われたら、諦めがついたでしょう。でも、この医師のいう事はどう考えても間違っています。

「尻尾なんか無くたってどうってことない」という言葉です。


(あなたは、犬になった事があるのですか?Rにとって、尻尾とは、色んな感情を表し、生きていく上でどれだけ大事な存在だったか、10年間尻尾のある生活を生きてきた犬にとって、突然それが無くなるという事はどんなに重大な事か、誰でも想像できるはずです。人間にとって、手足を失うに等しいと思います。)


と言い返したい気持ちです。当時はそんな余裕も勇気もありませんでした。


でも、その時の私は、確かに傷口が広がる可能性は納得はできました。


それしか方法が無いのなら、と了解してしまいました。

「できるだけ、残す方向でやりますよ。最終的には手術の時に判断します。」
そして「もう少し、早く連れてきてくれたら、尻尾は残せたはずですよ」と医師は最後に言いました。

そうなのです、悪いのは飼い主です。もっと早くに気が付くべきだったのです。

その日はRを連れて帰り、夜はRにごめんね、ごめんねと謝りながら泣いて、何もわかっていないRを抱きしめていました。





                                             
****車に乗ると震える*****


あんなに車で出かけるのが大好きだったRが、車に乗せた途端に震える様になりました。

震えるなんて、何か恐怖感があるか、どこかが痛い時です。


それまでは、細い両足で立ち上がり、窓の外を眺めるのが大好きでした。

なのに全く動かず、じっとうずくまる体勢のまま震えるのです。


そして、時に小さく「キャイン」と悲鳴めいた声を出すようになりました。


おかしい、どこか痛いに違いないと、Rの身体を調べてみました。するとお尻にしこりがあったのです。

おそらくこのしこりが、車に座った時に痛くて、振動があると激痛で声をだしていたのだろうと判断しました。シャワーをする度に、身体を触って見ていたのに、いつのまにできていたのでしょう。



肛門膿と間違えていたのかもしれません。ここまで気が付かなかった事を反省し、Rに謝り、病院に連れていく事にしました。

ここで、悩んだのが、病院選びでした。

腫瘍なので、摘出手術をする事になるでしょう。そうなると技術の確かな、安心できる病院でないと小型犬で老犬でもあるRです、手術が負担になって逆効果になっては意味がありません。

                                             
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Rは子犬の時に、足を痛めて近所の動物病院で治療して以来の病院通いになります。

実は私は、予防接種を何本を打つ事は抵抗があり、年に一度の狂犬病の注射以外は、うたせていなかったのです。子犬の時に一度打ったきりでした。

ほとんど屋内にいる、他の犬との接触が少ないという環境、小さい身体に何本も打つ事の副作用の方が心配でした。

実際、10歳まで、病気で病院に行った事は無く、かかりつけの獣医さんがいなかったのです。

子犬の時に一度行ったあの病院に連れていくか、他の病院を探すか、口コミを調べたりしたのですが、そこへ、子どもが自分の足で調べ、評判の良い病院を探してきたのです。

ところが、そこは腫瘍の手術はしないという事で、また振り出しに戻ってしまいました。

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