毎日危険な暑さが襲っていますが、体調を崩しやすい時期ですね。

特に胃腸が弱る人、多いのではないでしょうか。ただでさえ、脱水になりやすい時期なのに、下痢になるともっと体調管理が大変です。

我が家でも、家族の一人がもう1か月もお腹を壊しており、下痢がなかなか治りません。食欲も無くなり、その上この暑さです。

病院で薬ももらいましたが、なかなか良くならず、心配です。

同じ悩みを持たれているママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、早く治す為にも、なぜ下痢になるのか、どうしたら回復するのかを色々調べてみることにしました。

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  <目次>
    (1)下痢とは?
 (2)下痢になる主な原因
 (3)下痢をした時の対処法
 (4)下痢が長引く時のおすすめメニュー

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 (1)下痢とは?

正常な形の便は、大腸で正常に水分を吸収されたものです。何らかの原因で腸に炎症がおき、腸の分泌液が増えた時や、腸の動きが過剰になり、便が速く腸内を移動する為に便の水分が十分に吸収されない時なども、軟便や水状の便が排出され下痢になります。

正常な便の水分含有量は70~80%で、それ以上になると泥状や水状の下痢便になるのです。

 (2)下痢の原因

〇ウイルス性
〇過敏性腸症候群
〇炎症性
〇食中毒
〇薬の副作用
〇大腸がん、大腸ポリープ
〇アレルギー
〇その他

などが多い様です。
お菓子や飲み物に含まれる人工甘味料も下痢を引き起こしやすいようです。

うちの家族の場合、最初に病院で胃腸炎と言われ、10日分の薬を貰って飲みました。少し回復したものの、薬がきれたらまた下痢になってしまいました。

泥状と水状の下痢が、1か月ほど続いています。
熱もなく、胃は異常ないみたいなので、慢性下痢となっています。悪い病気でない事を祈るばかりです。


(3)下痢をした時の対処法

〇水分補給
〇塩分の補給
〇薬を飲む(整腸剤や下痢止めなど)
〇食事を控える
〇病院で診察


薬に関しては、原因によっては下痢止めは飲まない方が良い場合があるので、まずは病院に行く事をおすすめします。

食事を控えるのも、早く腸が回復するので良い事ですが、長期になると栄養不足になり体重が減って体力が落ちてしまいます。

うちの家族も、食欲がすっかり無くなり、脂っこい物、揚げ物が全く食べられなくなりました。

サラダもダメです。食いしん坊だったのですが、すっかり小食になりました。

無理して食べても腹痛と下痢になるので、困っています。

家族が元気が無くなると、心配で何とか栄養をとってほしくなりますよね。

そこで、長引く下痢の時の食べ物について、調べてみました。

実際自分が作ってみて、好評だったメニューも紹介したいと思います。


(4)下痢が長引く時の食事

〇うどん、パン、白米が良い。ラーメン、スパゲッティはNG.
〇野菜、果物は煮るのが良い。生野菜、芋類はNG。りんご、バナナはOK
〇白身魚、鳥肉が良い。牛、豚肉は脂をとってひき肉に。
〇牛乳は控える。ヨーグルトはOK.
〇コーヒー、紅茶、コーラはNG。

私が作ってみて好評だったのが、野菜と鶏肉のスープと雑炊です。

冷蔵庫にある野菜で構いません(✖きのこや食物繊維の多い野菜は控えましょう。)


★作り方★
  ●玉ねぎ、人参、レタス、キャベツなど細く切る。
  ●鳥肉は、ささみ(胸肉でもOK)を小さく切る。
  ●豆腐は小口切り。
  ●野菜がくたくたになるまで煮て、だし、薄口しょうゆで味付け。
  ●最後に、細く切ったほうれん草や溶いた卵を入れましょう。

多めに作り、残った汁は次回雑炊にします。

同じ様な材料で、完熟トマトを入れて、コンソメスープと薄口しょうゆで味付けし、ミネストローネ風にしても好評でした。


見た目も色が綺麗で、鳥肉のあっさりとした出汁が美味しく、「これなら食べられる!」と喜んでいました。

タンパク質、塩分、水分他の栄養が補給されますので、お勧めです。

このスープを基本に、うどんやそうめんを入れたりしても良いですよ。

それでも、お腹の調子はまだ一進一退という状況ですが、少しでも栄養をとってもらい、家族としては早く元気になってほしいものです。


あくまで、我が家の場合ですので、正確な情報は、お医者様に相談されてくださいね。